実績「幸橋」

私たちが手がけたこと

弊社では県内の主要な社会インフラに携わらせて頂いています。右写真は福井駅近くの足羽川に架かる幸橋です。弊社では平成初期より約10年間もの長期にわたり測量・地質調査・設計に携わりました。
一つの構造物が完成するまでの期間が長いのも社会インフラ整備の特徴ですが、それだけに完成した際の感動はひとしおです。

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西山橋 橋梁詳細設計業務

(鯖江市長泉寺町)発注者 鯖江市役所

西山公園と一体となる「市民に親しまれる公園橋」をコンセプトに設計した橋梁です。
鯖江市のランドマーク、西山公園のシンボルタワーとして、市内外からの来園者の心に残る施設となるように橋の構造を計画しました。
逆V型主塔の有する斜張橋形式(全国2例目)で本体の設計には苦労しました。施工計画として幹線道路上の橋梁架設となることから、短時間での通行止めによる架設を行い、地域周辺のへの影響を抑える等、設計にはいくつか工夫が盛り込んでいます。

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主要地方道 武生米ノ線 道路詳細設計業務

(越前市勝蓮花町)発注者 福井県吉野瀬川ダム建設事務所

吉瀬川ダムの付替道路として計画した主要地方道武生米ノ線で、供用直前のドローンによる航空写真です。計画初期(ルート選定)段階から携わり完成供用開始まで一貫して見届けることのできた地元設計者としての醍醐味が実感できる1事例です。
弊社設計陣によるトンネル・橋梁設計の他、環境に配慮した設計も取り入れるなど非常に多くの提案や工夫が活かされています。

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砂防堰堤詳細設計業務

(越前市中津山町)発注者 福井県丹南土木事務所

福井県管理の砂防施設としては初となる「最下流での透過型砂防堰堤」の設計です。
現在では多く計画される透過型堰堤ですが、設計当時は保全民家の直上流では採用した事例がなく様々な課題に対して解決策を検討する必要がありました。主な課題として、急勾配・渓床転石が小礫・最下流の難条件がある中で、安全性を最重視した設計を行い全国初採用の新技術である「小礫経対応透過型砂防堰堤」の採用に至りました。

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災害復旧測量設計業務

弊社は福井県と災害時応援協定を締結しており、災害発生時には真っ先に現地に入り、現地測量や調査を実施します。その後、災害原因の究明や復旧工法の提案を行い、工事発注用資料を作成します。少しでも早くに復旧工事がなされ、再度災害を発生させないため、この期間は会社一丸で対応にあたります。復旧工事が完了した現場を確認すると無事に工事が終わったことによる“安心感”と“達成感”を感じずにはいられません。